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2019年05月26日

野球肩の治し方・リハビリ

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神奈川県‐横浜市‐腰痛‐ヘルニア
<野球肩の治療・治し方の3つのポイント>
①肩の状態チェック
②フォームチェック
③身体の機能チェック



①肩の状態チェック
肘も肩もまずは症状の鑑別が重要です。
現在の痛みがどういう状態なのか?
投げても良い状態なのかが分からないトレーナーや治療家さんが多いです。
野球肩で選手生命に関わる病態って分かりますか?
多分分かっている人はごくわずかです。
答えは腱板の関節面完全断裂、投球側の脱臼です。
腱板の関節面の完全断裂は斎藤和美選手がなった事で有名だとは思います。
投球側の脱臼は関節面が緩み安定しません。
ただ年月を重ねることによって徐々に締まってきて投げれるようになりますが、年月がかかるので投手としての復帰は厳しいとされています。

次は長期離脱してしまう病態は?
これは簡単なのであえて書きません。
これを含まえてチーム方針、選手の立場、試合の重要度を考え計画を立てます。
例え病院で関節唇損傷だと言われても、画像と痛みは一致しないケースが多いですし、関節唇損傷でも痛み無く投げれるようになるので諦めないで下さい。


②フォームチェック
野球肩になる選手のフォームの特徴としていろいろありますが、簡単なポイントとしては肘の位置がやはり低いと問題が出やすい。
それから腕が背中の後ろに大きく入り遅れてしまう。
股関節が硬く軸足の膝が前にでたり、乗ってこない。
皆さんが知っていると通り、両肩を結ぶ線上に肘が上がっているのが負担はかかりにくいです。
腕が背中に入り過ぎると腕の上げるタイミングが遅れて、肘下がりにつながってしまったりします。
股関節が硬いと上体投げになりやすかったり、軸足の膝が前に出て開きやすかったり、踏み込む足側に乗れなくなると力を逃がせないのでブレーキが強くかかり肩の痛みが出やすくなります。


③身体の機能チェック
・野球肩も野球肘もまずは体幹の機能チェックからしていきます。
症状が長ければ長いほど問題は体幹に出てきます。
投球側の肩の方が下がってないですか?前に入ってないですか?
ここを修正してからではないと、治りが遅かったり、再発しやすかったりします。
前かがみになり肋骨の下に手を入れて左右の固さをチェックしていきましょう。
投球側の方が固ければそのままほぐして再度左右差をチェックします。

こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=owr3cQgWAXc

・次は胸郭の機能をチェックします。
腕の上がりにくい選手は特にお勧めです。
チェックする側の腕を上げて耳につけ、そのまま横に倒していきます。
投球側の方が固ければしっかり肋間筋をのばしていきます。
呼吸をして横隔膜を膨らまし、身体の内側からも伸ばしていくイメージでおこないます。
左右差が無くなるまでおこないますが、基本は20回2~3セットです。

こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ZccCtaP2Jj8

・肩の柔軟性のチェックしていきます。
腕を内旋させて左右差をチェックします。
投球側の方が固ければ緩めていきます。
ゆるめ方は何でも良いです。ストレッチでも良いし、マッサージしてもらっても。
こちらの動画ではテニスボールを使用しています。
あまり硬すぎる物でやるのはお勧めしません。
痛みのある部分に響くような場所があったっら、1分30秒間持続圧を加えてみるとなおさら効果的かもしれません。

こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=UkZ7UqG34Bo

・肩甲骨の動きを見ていきます。
肩甲骨がしっかり内転下制してくれるか?
どうしても肩甲骨が上腕骨と一緒に動いてくれないと、腕だけの動きになり肘にストレスがかかりやすくなります。
20回を2~3セット

こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=cHGyL7i3Dq4

☆肩のトレーニング
・肩の前の痛みへのトレーニング
小円筋は肩の前への飛び出しを制限してくれるので、肩の前が痛い方には効果的です。
ただ小円筋が固いと肩甲骨に対して上腕骨の動きが制限される可能性があるので、腕が上がりにくい方は肩甲下筋のトレーニングをしてみて下さい。
痛みが軽減すると思います。
回数は20回を2~3セットやってみましょう。

こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=QW_F5O0nawI&t=34s

・関節唇損傷へのトレーニング
関節唇損傷と書きましたが、肩に緩みのある方には効果的です。
例えばルーズショルダーやインピンジメントなど。
インピンジメントは関節の中と外で分けられていて、中であれば関節唇など、外であれば腱板などの問題です。
更に緩みのある選手は関節の中で暴れ、関節の間に関節唇などが挟まれすり減り傷つくという状態になります。
なので関節唇損傷などに効果が高かったりします。
回数は20回を2~3セットです。

こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=1I_XhlsS-Y0

・腱板トレーニング
何個かありますが、使い勝手の良いトレーニングを一つあげます。
肩に痛みがある方は必ずやってみて下さい。
棘上筋のトレーニングになりますが、世間一般のトレーニングとは違います。
近位抵抗といわれるトレーニングで筋出力を上げながら関節の運動を正常にしていきます。
20回を2~3セット

こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=cnrwSwcU4Cs

☆症状別トレーニング
・肩を上げると痛い
広背筋と前鋸筋のトレーニングをしてみましょう。
この二つの筋肉がつりあって機能していれば、肩甲骨と上腕骨の間に空間が空いてくれるので間に筋肉が挟まれにくくなります。
各種目20回を2~3セット

こちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=_2frGC4QzWg

・投げ終わり(リリース)に痛みが出る
投球側の外腹斜筋のトレーニングとステップ足の股関節内転内旋の可動域をだしましょう。
フォロースルー時に外腹斜筋とステップ足の内転筋に力が入らないと連動せずにボールが浮いてしまったり、無理に腕の力をつかって痛みを出していたりしますので投球側の外腹斜筋が弱い方はやってみましょう。
フォロー時に肩の後方に痛みのある多くの選手はステップ足の股関節周りに問題があります。
ステップの足の股関節にしっかりと乗れることで、肩にくる衝撃をやわらげてくれます。
逆に乗れないと腕が吹っ飛んでいくような形になり、腕の筋肉のくっ付いている肩が引っ張られ炎症が出て繰り返し痛みを起こします。

こちらの動画をご覧ください。
(外腹斜筋のトレーニング)
https://www.youtube.com/watch?v=uLpJS9ivpwM
(股関節のトレーニング)
https://www.youtube.com/watch?v=N674ujacw6A&t=58s

※トレーニングのタイミングと頻度
タイミングは本当に重要です。
いくら良いトレーニングをしてもタイミングを間違えていれば良くなりません。
出来るようであれば投げる前にトレーニングはやって下さい。時間がないなど投げる前が不可能な場合は練習前に行ってください。
そして投げ終わったあと、もしくは練習後に再度やって下さい。
なぜこのタイミングでやるかというと良い状態で投げる、そして良い状態で終わる。
これを繰り返していけば良くなっていきます。
やったり、やらなかったりでは、状態が良くなったり悪くなったりでなかなか良くならない、もしくは悪い状態の時に投げて悪化させる。
そして頻度は早く治したいのであれば毎日やる。
時間がないのであれば必ず練習前と練習後にやることです。

それでも良くならない、早く治したかたはご連絡下さい!!

ただ待ってください!本当に治るの?と不安な方もいるとおもいます。
より多くの野球選手を救いたいと思い、初回限定ですが通常料金の初診料5000円+施術代10000円⇒3000円で受けれるようにしました
この機会に本物の治療を受けてみて下さい!!
TEL:080-7419-1008
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