2019年05月09日
野球肘の治し方・リハビリの仕方
ブログ
目次
- ○ 野球肘の治し方・リハビリの仕方
- ・肘の症状判断
- ・フォームチェック
- ・体幹ストレッチ
- ・胸郭のストレッチ
- ・肩回りのストレッチ
- ・肩甲骨のストレッチ
- ・手内在筋のトレーニング
- ・回内筋ストレッチ
- ・尺側手根屈筋のトレーニング
- ・上腕筋のトレーニング
- ・上腕三頭筋内側頭のトレーニング
- ・トレーニングをするタイミング
- ○ 初回限定特別価格3,000円
野球肘の治し方・リハビリの仕方
野球肘を治すためには3つのポイントが重要になってきます。
①肘の症状判断
②フォームチェック
③身体機能チェック(体幹~手まで)
この3つのポイントが全て良くならないと、たとへ痛みが治っても繰り返す選手が多いです。
もちろん痛みを治すためにもこのポイントを改善しなければなりません。
そして、現在はしっかりと見れないトレーナーさん、療家、リハビリの先生方が多く、有名な病院でも治らずにわざわざ遠くから当院に来院される方が大変多くいらっしゃいます。
ですので、自分達で治せるように書きました。
悩んでいる方は是非ご覧になり、実践してください。
肘の症状判断
・まずはどこが痛いのか?
・どの投球フェーズで痛みがでるか?
☆手の平を上に向けた状態で肘の外側が痛い場合はまずは病院へ行きましょう。(小学生~中学生)
この場合問題になってくるのが成長期のOCD(離断性軟骨炎)です。
早い段階でストップしておけば数カ月で復帰できますが、そのままや投げつづければ1年以上ノースロー、もしくは手術になります。
高校生以上ですと昔にOCDがあったのに気づかずに投げ続けた結果剥がれたものが邪魔をするくらいなので、ちゃんとした方が治療すればすぐ痛みは消えます。
☆曲げ伸ばしで痛みがでる!曲げきれない!伸ばしきれない!場合も病院へ行きましょう。
骨に問題があったり、肘がズレてる可能性があります。
成長期であれば骨端線損傷、剥離なども考えられます。
肘が外側にズレて痛みをおこしている場合はズレを修正し治療し安定させ、最終的にはフォーム修正も必要になってくるケースが多いです。
フォームチェック
・トップの際に肘の位置が両肩を結ぶ線上にあるかどうか?
トップの際に肘が両肩を結ぶ線より上にないといけないって聞いたことある方多いと思いますが、両肩を結ぶ線より高くても低くても良くありません。
・それからトップの際に手の平が外を向いているか?
良くあるのが肘の内側(手の平を上に向けた時の内側)の痛みを繰り返す選手は手の平がしっかりと外を向いていません。
その為投げたボールもスライダー回転したり、シュート回転したりする方が多いです。
手の平を下に向けて投げてみるのと、手の平を外に向けて投げてみるのでは肩甲骨の動きやすさの違いが分かると思います。
フォームに問題があれば、治療して痛みが無くなっても繰り返す可能性があるので、並行してやっていきましょう。
体幹ストレッチ
・体幹の機能から見ていきます。
こちらの機能がしっかりしていないと、治りが悪かったり、再発の可能性が高くなります。
背中を丸めて前のめりになり、肋骨の下を触ってみましょう。
投球側の方が固ければほぐします。
動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=nCAy5WEpvs4
胸郭のストレッチ
腕を耳につけ片方ずつ倒して左右差を確認します。
投球側の肋骨の動きが悪ければストレッチします。
動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=srE8bPCMhV8
肩回りのストレッチ
前にならえをしてから腕を内側へ捻ります。
投球側の方が動きが悪ければ肩の後を弛めましょう。
左右差が無くなるまでやって下さい。
動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=1g2wV-YkdSM
肩甲骨のストレッチ
野球肘や野球肩にとって一番重要となるのは肩甲骨の動きだと思います。
この動きがしっかりと出てこないと痛みは取れていきません。
なので必ずやっていきましょう。
頭の後ろに手を置いて、肩甲骨を左右片方づつ内転してみましょう。
投球側の肩甲骨の動きが悪ければ問題があります。
動画をご覧ください。
手内在筋のトレーニング
投球側の小指と親指を合わせてみましょう。
その時にしっかり小指と親指が真直ぐのラインで輪っかをつくれますか?
力は入りますか?
出来ていなければトレーニングしましょう。
20回を2~3セット
https://www.youtube.com/watch?v=OdHSVe5DMY4
回内筋ストレッチ
前腕の動きを確認していきます。
手首を固定して肘がしっかり外をむきますか?
これは円回内筋の柔軟性と腕橈関節の動きをみています。
投球側の方が動きが悪ければ、ストレッチをしながら関節の動きをだしていきましょう。
左右差がなくなるまで続けます。
動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=6kJQVIiNSN0
尺側手根屈筋のトレーニング
これは一人ではチェック出来ないので、トレーニングだけあげます。
尺側手根屈筋は肘の内側から手の内側についていて肘が外側に引っ張られる(外反)のを防いでくれる筋肉です。
20回を2~3セット
動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=J7hKNPUWtUI
上腕筋のトレーニング
一人では出来ないので、トレーニングだけあげておきます。
肘の後方が痛かったり、フォークボールを投げる人には特に有効なトレーニングになると思います。
20回2~3セット
動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=PX2HtLL0dq8
上腕三頭筋内側頭のトレーニング
一人ではチェック出来ないので、トレーニングだけあげます。
上腕三頭筋内側頭のトレーニングです。
肘の後ろがいたい、内側の痛みがなかなか治らない、リリース時に痛い選手はやってみて下さい。
20回を2~3セットです。
動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=XA_VQE1Yr9w
トレーニングをするタイミング
トレーニングをするタイミングはとても重要です。
でも意外と知らない、教わったことがない人ばかりです。
良い状態で投げて、良い状態で終わることが重要です。
つまり、投げる前にトレーニングをし、投げ終わってまたトレーニングをするという事です。
使えていない個所を教育してから投げると、良い状態で投げれるので痛みも出にくく、投げ終わりは筋持久力が無くなるので、また使えなくなります。
これを繰り返していくと、良くなっていきますが、どこかでサボってしまいと、悪くなったり、トレーニングの効果が低下してしまいます。投げる前に出来ない方は、練習前にやりましょう。
初回限定特別価格3,000円
当院は初診料5,000円と施術代10,000円の合計が15,000円になっております。
しかし、今回は初回限定ですが3,000円でやらせて頂きたいと思います。
私は小学5年生から野球をしていましたが、その時から腰痛があり、中学生になった際には腰痛が悪化し1年生の後半から2年生の後半まで野球が出来ませんでした。
復帰してからも肘の靭帯を損傷したり、慢性的な腰痛で満足な結果は出せませんでした。
高校に入ってからも腰痛が治らず、部活が出来なかったせいで、高校を退学せざるおえませんでした。
やっとの思いで編入先を探し、海外の高校へ16歳の時に単身渡米し、野球も出来る環境も整えてもらいました。
しかし、アメリカで肩を壊し投げることが出来なくなり、日本の大学に入学する前に手術をし、大学で再起をねらいました。
でも再度肩を壊しそれ以降は塁間も投げることが出来なくなりました。
ありとあらゆる整体院、鍼灸院、接骨院、整形外科へ行きました。
良いところがあると聞けば全国どこへでも行きましたが、治りませんでした。
大学卒業の時に私と同じ思いはさせたくないと思い、今の仕事につきました。
なので私は多くの人を治したい。
その想いで初回限りにはなりますが割引させていただいております。